ImageFXはGoogle謹製の画像生成SaaSで、今、無料で使える。そのエンジンが先日紹介したImagen 3になっていて、すんごい画像が作れるぞってXで話題だったので使ってみた。
結論として、
・品質はすごくいい。
・出るのが遅い。
・ものすごく倫理を気にしている。
という状態。
世の中の芸術作品、実際なところ、際どい表現のものも多くて、フィクションだからこそ自由な想像で面白いものができる。
画像生成も、フィクションだからこそ色々な表現をしたいにもかかわらず、結果として平凡な表現しかできない。
現実ではNGなこと、画像生成でもNGだとしたら、それは単に画像生成などせず、現実にあふれるたくさんの絵や写真、具体的にはインスタやTikTokでもぼんやり眺めていればいい。
リアルだリアルだ言ってるけど、そんなにリアルが好きならリアルを見ていれば?。
これならStable Diffusionで遊んでた方がましだな、と思ってこのImageFX、何回かやってそっ閉じしている。
ChatGPTやGeminiでもそうだけど、ぶっ飛んだ想像を嫌うんだよね。だから、芸術方面には全く向いていないと思う。芸術的でないおかげで、面白みみたいなものが失われているのが、人間の道具としては大いに足りないものになっていると、思う。
あと、遅いってのも、人の思考を阻害するポイントであり、これもなんとかしてほしいものだ。品質を落としてでもスピードが欲しい。
そういった話はまだStable Diffusionが上なので、どうにもこうにも利用に足りない印象だ。このまま倫理に強く縛られて、画像生成は成長するのだろうか。