10年以上皮膚科に通ってたけど、卒業できた理由

健康

私、乾燥肌で、特に仕事のストレスがひどかった30代後半に悪化して、そこから皮膚科に長く通ってた。症状はかゆみね。かゆみがひどくてかいちゃって炎症が広がるやつ。ムヒとか、フルコートみたいな薬局の薬を使ってたけどお金もバカにならないので、皮膚科からステロイド入りの塗り薬をもらうみたいな感じ。

で、皮膚科からもらえる薬は保険も効くこともあり安くて、効き目も良かった。ステロイド入りの薬でまず強い炎症をまず抑え、それでしばらくの間常用してたら見た目も元に戻ってくる。薬さえあればある程度抑えられるところまでは短い期間で到達した。

でもそこからが長かった。なかなか薬を卒業できない。結局通った期間は10年くらいに及んだ。止めると途端にぶり返す。夏は汗が染みるし、冬は感想が応える。薬を使う量は減少傾向だったが、それでもないと困る。だらだらと使う期間は続いた。

もう一生続くんかなこれ、と嫌にもなっていた。特に皮膚科に通うのが面倒で。皮膚科は異常に混んでいるのよね。私のように慢性化しやすいってのもあるし、ストレスの影響もあるだろうしで、悩んでいる人は多そうだった。

ところがなんと、去年の後半あたりから改善し始めた。何が変わったのか。これだけしつこい肌の弱さが変質することがあるのか。もっと言えば、全く薬を塗ることもない時間が数か月過ぎた。つまり、皮膚科通いを卒業できたことになる。ひところを考えると、劇的な回復である。

解決のヒントはこうだ。お風呂を上がったらすぐに服を着て肌を空気に晒さないこと。そして寝るときも含めて長袖、長ズボンでいること。生活している間肌を出さないこと。これだった。

確かに上京(大学生の時)して以来、一人暮らしを始めて、それから半袖とハーフパンツでうろうろする生活だった。家の中では楽な格好をしたいと思ったのだが、それが良くなかった。関東特有の強い乾燥も肌に良くなくて、それを空気に晒すことで肌に負担をかけていたのかもしれない。

もし今悩んでいる人がいれば、こんなアドバイスを送りたい。

・まずは皮膚科に行って、処方をちゃんと守って炎症を一度おさめること。
・薬を使わないことにこだわって、症状が悪化したまま放置する方がもっと肌に悪い。精神的にも肉体的にも消耗する。きっちり、炎症を止めることが何より大切。
・基本は皮膚科のお医者さんに任せることになるが、だんだん薬の量と利用間隔を減らしていく方向となる。
・上記で書いたように、皮膚を外部に露出しないことが大切。

ということになる。

一生治らない・・わけじゃない。理屈と脱出方法は見出したので、ここに書いておく。なお、私の場合に当てはまった話であり、万人にそうとは限らないので注意。基本は皮膚科に通って相談してね。

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