「燃え尽き症候群」にならないとできない成功なんて、成功って呼ばない

働く

世界競争力ランキング1位、子どもの国際学力調査も世界1位。
国民1人あたりのGDPは日本の2.5倍と、東南アジア随一の先進国シンガポール。

しかし、そのいわば“成功の代償”ともいえる事態が人々を襲っています。
「燃え尽き症候群」です。

去年6月に発表された調査では、シンガポールで働く人のうち実に67%が「燃え尽き症候群」に襲われていると感じていることが明らかになったのです。
いったい何が起きているのか。現地を取材しました。

(アジア総局ディレクター 白水康大)

このブログを毎日更新するためには、ためになる1記事を見つけないといけないのですが、なかなか苦労しています。日本中で記事なんて作られるんだから、探せばあるだろうという感覚はあるものの、中々ピンとくる記事までたどり着くのには少し手間がかかります。

今回の記事は完璧です。これなら言いたいことが出てきます。

年収2800万円って一見すごくうらやましいですよね。でも思うんです。年収400万円の人の7倍働いてるだけじゃないかって。効率を上げた上で長時間労働して、成果をかさ上げしているとしたら、それって単に「たくさん自転車のペダルを踏んだだけなんじゃないか」って思うわけです。

言葉は悪いですが、長時間労働もしないで、負荷も上げずに、年収を上げたいですね。少なくとも私は燃え尽き症候群のかけらも経験したことがないです。

残業が嫌いだもの。残業を嫌いにしてくれたのは日本の会社でした。管理職相当になると残業代が出なくなる。管理職?偉いじゃん、それは考え違いです。名ばかり管理職って最近聞かなくなりましたが、私は30代でその状況になりました。何も管理してないのに管理職かよと。他社常駐だったので、勤務時間も決められているし普通にやれば残業もあるのに、何が管理職だよと思っていました。

バカバカしくなったので、どんな状況だろうと残業しないメンタルが育成されましたよ。相当現場を効率化して残業の無い職場を作り上げましたもの。誰が1円も出ないのに残業なんかするもんだって。

で、なんだかんだでそこから転職してしばらく残業代が復活したんですが、すぐにまた管理職相当になり残業がなくなりました。そしたら、残業なんかしませんよね。しません。長いこと残業をしない日々が続いています。

それでも周囲に弱音をはくことなく、親や親戚からの期待に応えるため努力することが「美徳」とみなされてきたのです。

いやでも、これは私も同じでした。弱音なんて吐いたことないですよ。そして期待には十分応えるようには努力して来ました。

でもさ、残業代出ないんだから残業なんてするわけない。

そしたら、燃え尽きなんて起きるわけがない。

もっと言えば、有休休暇もできるかぎり全部取りますから。

仕事は、ルールの中で、会社が満足する結果を出し続ければいいのであって、出せて残業しないで有休も取れれば言う事なしでしょう。

もし、会社が満足しないと言うなら、それは無理なんで転職するだけです。最大に効率化してそれで必要な結果まで出して、それでも満足しない会社なら会社の方が頭がおかしいのです。

日本だって競争社会で、成功するには能力が必要ですが、その能力って燃え尽きないと成功できないこと、ではないでしょう。

幸せな生活を送れて、そして期待に応える結果を出す。これを達成することができることを、能力があると表現するのです。

かの徳川家康は名言を残しています。「及ばざるは過ぎたるに勝れり」。及ばないほうが、やり過ぎよりいいよ。そういうことです。何事も腹八分目ですよ。

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